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たねMAkIひろば~雪国科学“やきいも事業部”からの便り~

安納芋のやきいも専門店、傍らで営む薪ストーブ屋の日々、薪ストーブのある暮らしや雪国の快適な暮らしのご提案など、ちょっと耳よりな情報をご提供しています。

 梅雨の最中のお天気に。

昨日は暑くありませんでしたか? 日差しが強く、梅雨らしくないお天気で、
やきいも事業部にとっては幸運、もしくは、やれとばかりの天気でした。
何のことかと言いますと、最新ぬくもりfarm映像をキャッチです。
6.17トンネル施工
ばばん ! と、こんな事になりました。
しばらく腫れ物のように扱ってきた、畑に植えた種芋ですが、
日増しに芽がくたびれ始めていたわけです。
毎日様子を見ていましたが、種芋自体が柔らかくなり、どうも腐っている様子。
寝て忘れてしまおうと思ってもやっぱり腐っているようで、本業かたわら調べてみました。
結果、地温(土の中の温度)が低かったのでは? というところに到達しまして、
土の温度を下げないための試みです。
サツマイモ氏、寒いのが苦手なんですね。
暖かい所の育ちですから、雪国科学でも丁重なるオモテナシはしていたんです。
今回の苗作りに際しても、故郷鹿児島の植付け頃の気温を調べて、
新潟の気温と合わせてから始めたんですが、う~ん難しい。
夜間の冷え込み、もしくは今年は寒かったか。
地温で18℃以上を死守しなくてはいけない。安定した温度が必要なんですね。
ベストは地温で20~30℃。40℃以上は芋が蒸されてしまう様です。
これは人間よりデリケートではありませんか。
育てる人間もデリケートだったら問題なかったのに・・・残念なお話しです。
ところで皆さん、「地温」をあなどってはいけませんよ。
気温が30℃だからと言って、地温も30℃ではないのです。
土がむき出しの状態で、気温より4~9℃程低いのが地温です。
ただ、日の当たり方や土の湿り気など条件によってかなり変わります。
上のハウスの中の気温はなんと50℃、対して中のうねの地温は33℃でした。
日中のハウスは大変に危険です。

さて、地温の条件のひとつに「マルチング」があります。
やっとマルチングの時間がやってまいりました。
マルチングは土の表面に覆いをかけて行う栽培方法の一つです。
現在、やきいも事業部が試しています通称「黒マルチ」や、
透明または白いシートを使った「白マルチ」、ワラを使う「ワラマルチ」もあります。
あなどりがたしマルチング。一つかぶせるだけで非常に優秀です。
①に地温を上げる。
②に湿度を保つ。
③に雑草のはびこりを防ぐ。
④に害虫を防ぐ。
使うものや色によって効果は違いますが、黒マルチはこんな理由により施されているわけです。
薄っぺらいビニールなんですがねエ、百人力の助っ人です。
「いよっ、大統領」なんて、畑でマルチングに出くわしたら、おはやしをひとつお願いします。
雨の日も風の日も、焼けこげそうな晴天でも、自己犠牲の精神で作物を護るにくいやつ。
やつら、タダ者じゃあ、ありませんぜ。



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